新型コロナウィルスワクチン接種の今の状況(まとめ):5月28日時点

新型コロナウィルスワクチンについては、ようやく1000万回単位で日本に入るようになり、本格的に高齢者のワクチン接種が始まりました。

そして、アメリカのファイザー社に加えて、モデルナ社のワクチンも供給されるようになりました。

これによって、ワクチン供給に限って言えば、
7月末までには高齢者の分は確保できそうな感じであります。

ただし、ワクチンの打ち手が不足している状況であるため、日本政府は7月末までに高齢者のワクチン接種完了を目標に掲げていますが、今のままでは難しいでしょう。

現状においては、自治体によって、ワクチン接種予約にかなり差が出てきており、
6月の早い段階で予約できるところもあれば、8月まで予約できないところもあり、バラバラになっています。

あと、新型コロナウィルスワクチン接種予約方法もぐちゃぐちゃであり、混乱している高齢者も多く見受けられます。

そこで、新型コロナウィルスワクチン接種について、今の状況を簡単にまとめることにしました。
 

まず、東京に関しては、
自治体による接種と、自衛隊(防衛省)による大規模接種会場があります。

東京都の自治体のワクチン接種予約はかなり埋まっている状況ですが、自衛隊(防衛省)による大規模接種会場については、自治体に比べれば予約が埋まるまでに少し時間的に余裕があります。

インターネットができない方は、電話予約が可能な自治体のワクチン接種を待つしかありませんが、インターネットの操作ができる方で、早くワクチン接種されたい場合は、大規模接種会場の予約を取ると良いでしょう。
 

大阪に関しても、
自治体による接種と、自衛隊(防衛省)による大規模接種会場があります。

しかし、東京と異なり、自治体による接種たけではなく、自衛隊(防衛省)による大規模接種会場の予約もすぐに埋まってしまっている状況です。

大阪はワクチン接種予約が厳しい状況であり、もうしばらくの間は争奪戦が続く模様です。

どうしても早くワクチン接種されたい場合は、
新型コロナウィルスワクチン接種予約の争奪戦争に勝つ方法を実践してがんばるしかありません。
 

名古屋に関しては、
市町村の自治体による接種と、愛知県による大規模接種会場がありますが、これに加えて、かかりつけの医療機関によるワクチン接種が充実しています。

市町村の自治体による接種予約は埋まっている状況ですが、かかりつけの医療機関による
ワクチン接種にありつけた人も多いことから、愛知県による大規模接種会場の予約は埋まるまでに時間がかかり、(住まい等の)条件次第では余裕もあります。

新型コロナウィルスワクチン接種予約が出遅れてしまった方は、愛知県による大規模接種会場(名古屋県営空港・藤田医科大学)の予約を狙うと良いでしょう。
 

東京・大阪・名古屋以外の地域は、
今のところは自治体による接種が中心ですが、
地域独自の大規模接種会場を設置する予定のところが多いです。

また、地域によっては、かかりつけの医療機関によるワクチン接種が充実しているところもあり、こういったところでは、早めにワクチンが打てる可能性があります。
 

ところで、日本においては、
新型コロナウィルスワクチン接種でファイザー社とモデルナ社が主に使用されています。

ファイザー社のワクチンは市町村の自治体による接種で使用され、モデルナ社のワクチンは大規模接種会場で使用されています。

ファイザー製とモデルナ製のワクチンの性能はあまり差がなく、副反応も同程度とされています。

したがって、ファイザーのワクチンもモデルナのワクチンもどちらを打ってもさほど変わりませんので、必要以上には拘る必要はないでしょう。

ただし、現段階においては、一度目の接種を市町村の自治体でファイザー製のワクチンを打った場合、二度目も市町村の自治体でファイザー製のワクチンを打つことになっており、ファイザー製のワクチンを打った後に、二度目にモデルナ製のワクチンを打つことはできなくなっています。

よって、原則としては、
一度目に接種した会場で二度目も同じ場所で同じワクチンを接種することになります。

もう既に一度目の接種を市町村の自治体でファイザー製のワクチンを打った場合は、
大規模接種会場の予約は行なわないように注意するようにしてください。

 

以上が、新型コロナウィルスワクチン接種の現状になります。

当記事に書いた情報は、作成時点での見解であり、新型コロナウィルスは刻刻と状況が変化するため、古くなっている可能性があります。

新型コロナウィルスワクチン接種については、最新の情報に注意してください。

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