新型コロナウィルスの影響が長期化していて、
なかなか先を見通すのが難しくなっています。
今のところは、ワクチン接種をすることによって、コロナウィルスの勢いを抑えられるということで、ワクチン接種を2回終えた人は、外出自粛の緩和などが検討されています。
一方、新たな変異株も出てきていて、
変異株によっては、ワクチン効果を著しく低下させる可能性もあります。
私としては、ワクチン接種を行なうことによって、ある程度終息に向かうと思っていたが、
どうやら、この見通しは甘かったのではないかと思っています。
そこで、
新型コロナウィルスにどのように向き合うべきかをいろいろと考える必要が出てきたので、
ここで新型コロナウィルス対策の検証をして、今後について考察してみたいと思います。
■今のワクチンは時間稼ぎに過ぎないかもしれない
新型コロナウィルスの終息への切り札とされていたワクチン接種は、もしかしたら時間稼ぎに過ぎないかもしれません。
今打っているコロナワクチンは、新たな変異株に対応できないため、変異株に対応したワクチンを作って接種する必要があります。
しかし、
新型コロナウィルスは武漢研究所で生物兵器として作られた人工的なウィルスであるため、
変異が素早い特徴があり、変異株が出現する度にワクチンを打つ必要が出てくるが、ワクチンの開発製造が間に合わない可能性もあります。
よって、今のワクチンでは、新型コロナウィルスを終息させるのは難しいでしょう。
ただ、それでも、
人間は生きていくために食料調達や通院などで外に出て活動する必要がありますし、
人によってはお金を得るために経済活動をしなければならず、ずっと自粛しているわけにもいきません。
そこで、時間稼ぎとはいえ、
一定期間コロナウィルスを抑えられ、
活動範囲が広げられるので、ワクチン接種は有効です。
ワクチン接種を2回終えた方は、必要であれば、帰省して家族の人と会うぐらいのことは
行なっても良いでしょう。
■予防薬と治療薬の開発が進む
では、またずっとコロナウィルスが猛威を振るい続けるかというと、そうではなく、
落ち着いてくるときは来ます。
治療薬の開発が進んでいるとともに、全ての新型コロナウィルス変異株に対応する予防薬が開発されています。
⇒すべての新型コロナ変異株に対応?「口内に噴霧」の非mRNA型予防薬、商品化へ
全ての新型コロナウィルス変異株に対応する予防薬ができれば、変異株といだちごっこすることなく、コロナウィルスを抑え込むことができます。
また、確固たる治療薬ができれば、万が一感染してしまった場合でも、インフルエンザの同じような扱いができるようになります。
全ての新型コロナウィルス変異株に対応する予防薬と確固たる治療薬の完成という
2つの条件が整えば、コロナ禍から解放されるでしょう。
しかし、変異株に対応する予防薬と確固たる治療薬の完成には、1~2年程度の時間がかかる可能性があります。
【今後について考察】
これらをふまえて、今後どのようにするべきかについて考察していきます。
今のコロナワクチンは時間稼ぎに過ぎないかもしれないが、それでも一定期間はコロナウィルスを抑えられるので、まだワクチン接種をしていない方は、まずはワクチン接種を終えるようにしましょう。
ワクチン接種を終えたら、
感染対策を十分に行なうことを条件に、
可能な部分においては少し行動制限を緩和することができます。
特に移動制限は撤廃して、普通に遠方の家族の人と会っても大丈夫になると思います。
ただし、完全に自由に行動できるようになるには、変異株に対応する予防薬と確固たる治療薬の完成を待つことになります。
それまでの間は、新たな変異株のリスクがあり、感染対策を行なう必要性があるため、
感染リスクが極端に高まる大人数での宴会や、叫んだりするということは避けた方がよいでしょう。
【まとめ】
したがって、変異株に対応する予防薬と確固たる治療薬の完成までの1~2年程度は、
感染対策を十分に行ないつつも、可能な部分において行動制限を緩和していくことが王道になります。
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