5月になっても花粉症が終わらない人はイネ科花粉症の可能性

5月も中頃になりますが、
もしかしたら、人によっては、なかなか鼻水やくしゃみや喉の違和感などが今もあり、
なかなか花粉症が終わらないなという方がいらっしゃるかもしれません。

本来、代表的とされるスギ花粉やヒノキ花粉は4月末ぐらいで終了するはずですが、
なかなか花粉症が終わらないのでおかしい・心配であると思われているでしょう。

5月になっても花粉症が終わらない方は、イネ科花粉症の可能性があります。
 

イネ科花粉症の特徴

イネ科花粉症は、カモガヤやハルガヤなどのイネ科植物の花粉が飛散し、体内に入ると、
アレルギー反応を起こして花粉症の症状が出ます。

イネ科と言えば、お米の稲を想像されるかもしれませんが、実はお米の稲というよりも、
カモガヤやハルガヤなどのイネ科植物がイネ科花粉症の原因になっています。

カモガヤやハルガヤなどのイネ科植物は、主に川沿いや河川敷、および草地や緑地に生息しています。

イネ科植物による花粉の飛散のピークは、
地域によっても異なりますが、主に5月~6月であり、だいだいゴールデンウィークの頃から梅雨にかけてと考えていただければと思います。

イネ科花粉の飛散範囲は、通常時で数十メートル程度で、風が強い日は数百メートル程度になります。

したがって、なかなか花粉症が終わらない方で、
もし、自分が住んでいる近くに川沿いや河川敷、および草地や緑地がある場合は、イネ科花粉症になっている可能性があります。

そこで、イネ科花粉症の対策をまとめました。
 

イネ科花粉症の対策

カモガヤやハルガヤなどのイネ科植物に近づかないことであり、至近距離の場合は強い症状が出ますが、逆に数百メートル以上離れれば、症状が出にくくなります。

特にイネ科植物が生息している川沿いや河川敷、および草地や緑地は要注意です。

イネ科花粉の多くある場所で激しい運動を行なうと、アナフィラキシーが起こる恐れがあります。

歩いて通過する分には問題ありませんが、症状が出やすい方はマスク着用も一つの手です。

自宅近くにイネ科植物が生息している川沿いや河川敷、および草地や緑地がある場合は、
換気を行うとき以外は窓を閉じて、なるべく家の中にイネ科花粉が入る量を減らすようにしましょう。
 

これらのイネ科花粉症の対策を行なえば、少し症状が緩和されると思います。

それでも、花粉症の症状が強い場合は、病院に行ってアレルギー検査を行なった上で、
薬を飲むようにすると良いでしょう。

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