近年、高齢者が訪問販売により、高額商品を買わせられる被害が増加傾向にあります。
そこで、悪徳訪問販売による被害を防止する必要があることから、訪問販売被害を防止する方法をいくつか挙げていきます。
コミュニケーションを取る
可能な状況であれば、家族や周囲の人とコミュニケーションを取れる体制を整えておきましょう。
家族や周囲の人と接する機会があれば、
気軽に相談することができ、訪問販売の被害を防ぐことができます。
居留守にする
ピンポーンされた場合、知らない人であれば、無視して居留守にしてしまいましょう。
居留守にすれば、訪問販売者が去ってくれる可能性があります。
アマゾンや楽天などのネット通販を活用されている方は、宅配なのか訪問販売者なのか
区別がつかないことがあります。
ネット通販を活用する場合は、お届け時間帯を夜にするようにしてください。
訪問販売は法令により、夜遅い時間は禁止されているとともに、特に悪徳訪問販売業者は
高齢者が一人で過ごしている昼間に狙いますので、夜の時間帯に指定すれば、訪問販売者に遭遇する可能性が低いので安心です。
防犯カメラを設置する
屋外の玄関付近に設置した場合は、屋外で不審な動きがあればチェックすることができるとともに、訪問者を確認することができます。
屋内にカメラを設置した場合は、家の中で悪質な販売を行なえば、録画したものを証拠として残すことができ、悪徳販売者の摘発につなげられます。
また防犯カメラを設置することによって、
販売者は営業しにくいと思い、抑止力も働きます。
訪問販売お断りステッカーを貼る
訪問販売お断りステッカーを貼ると、
悪徳業者が「この家は用心深いから売りつけるのは大変そうだな。」とか思って、ここで訪問販売をするのはやめておこうという抑止力が働きます。
マーキングに注意する
悪徳訪問販売業者は電気・ガスメーターや表札や郵便受けの裏などに、その家の家族構成や特徴などを暗号・記号化して、マジックやシールを用いて、マーキングを行なうことがあります。
もし、マーキングが行なわれていましたら、訪問販売を仕掛けられる恐れがあります。
そこで、マーキングされていないかをチェックし、もし電気・ガスメーターや表札や郵便受けの裏などに、謎の記号がマジックで書かれていたり、シールが貼られていたりしたら、消してしまいましょう。
話し相手・傾聴サービスの活用
話し相手・傾聴サービスを活用することによって、人と接する機会ができて、相談することができます。
また、サービスを通じて、
一人で過ごしている高齢者にも、悪質訪問販売の注意喚起が行なわれますので、
高齢者の防犯意識が高まり、被害を受ける確率を下げられます。
以上になりますが、訪問販売被害を防止する方法を挙げましたので参考にしていただき、
実践できそうなものがあれば、被害防止対策を行なっていただければと思います。
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